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骨密度が気になる・骨粗しょう症が心配

骨密度が低下したり、骨粗しょう症の心配があったりすることは、特に女性やご高齢の方にとって将来の生活を左右する大きな不安要素です。当院ではDXA法と呼ばれる、骨密度の測定において信頼性の高い装置を導入しており、精度の高い検査を迅速に提供できる環境を整えています。

骨粗しょう症は、自覚症状がないまま進行し、ある日突然の骨折で気付くことも少なくありません。当院では、検査結果を早期に確認できる体制や、近隣の病院と連携した縦断的な治療アプローチを強みとしています。三鷹市周辺にお住まいの方や、健康診断で骨密度の低下を指摘された方は、どうぞお気軽に私たちのクリニックへご相談ください。早期の対策が、将来の骨折を未然に防ぎ、健やかな毎日を守る鍵となります。

骨密度が低下する原因

骨密度が低下し、骨がもろくなってしまう背景には、いくつかの要因が重なり合っています。骨は常に新しく作られる「形成」と、古くなった骨を壊す「吸収」を繰り返していますが、このバランスが崩れることで骨密度が減少します。

加齢による生理的な変化

年齢を重ねると、新しい骨を作る力が徐々に弱まり、骨の吸収が形成を上回るようになります。これは誰にでも起こる老化現象の一つではありますが、その進行速度には個人差があります。特に70代を過ぎると、男女問わず骨密度の低下が目立つようになります。

女性ホルモンの減少

女性の場合、閉経を迎えることで女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少します。エストロゲンには骨の吸収を抑える働きがあるため、これが不足すると骨が壊されるスピードが加速します。そのため、女性は男性に比べて骨粗しょう症になりやすい傾向があります。

生活習慣の影響

日々の生活習慣も骨の強さに直結します。以下のような習慣がある方は、骨密度が低下しやすい傾向にあるため注意が必要です。

  • カルシウムやビタミンD、ビタミンKの摂取不足が続いている
  • 運動不足により、骨に適度な負荷がかかっていない
  • 過度な喫煙やアルコールの多量摂取を続けている
  • 極端なダイエットによる栄養失調がある

特定の病気や薬の副作用

糖尿病や甲状腺機能亢進症、慢性腎臓病などの疾患がある場合、骨の代謝に悪影響を及ぼすことがあります。また、ステロイド薬を長期間服用している場合も、副作用として骨密度が低下しやすくなることが知られています。これを「続発性骨粗しょう症」と呼びます。

骨粗しょう症によって引き起こされる病気

骨密度が低下して骨粗しょう症の状態になると、日常生活の中のわずかな衝撃でも骨折しやすくなります。これを「骨脆弱性骨折」と呼び、生活の質を大きく低下させる要因となります。

脊椎圧迫骨折(背骨の骨折)

骨粗しょう症によって最も起こりやすいのが、背骨が押しつぶされるように折れる脊椎圧迫骨折です。重いものを持ち上げたり、尻もちをついたりした拍子に起こることが多いですが、自覚症状がないまま「いつの間にか骨折」しているケースも珍しくありません。背中が丸くなったり、身長が縮んだりする原因になります。

大腿骨近位部骨折(太ももの付け根の骨折)

転倒した際に太ももの付け根を骨折するものです。この部位を骨折すると、多くの場合で歩行が困難になり、手術や長期のリハビリテーションが必要となります。ご高齢の方にとっては、寝たきりの状態につながるリスクが高い、非常に注意が必要な骨折です。

橈骨遠位端骨折(手首の骨折)

転びそうになって手をついた時に、手首の骨が折れてしまうものです。比較的若い年齢層の骨粗しょう症患者さんにも多く見られます。日常生活に欠かせない「手」の機能が制限されるため、家事や仕事に大きな支障をきたします。

ロコモティブシンドロームの進行

骨折をきっかけに運動機能が低下し、移動能力が不足した状態をロコモティブシンドロームと呼びます。骨密度が低い状態を放置すると、骨折の連鎖が起こりやすくなり、最終的には自立した生活が困難になる恐れがあります。これを防ぐためには、骨密度の維持が欠かせません。

骨密度低下への処置や治療法

当院では、患者さん一人ひとりの骨の状態やライフスタイルに合わせて、多角的なアプローチで治療を行います。

高精度な骨密度検査(DEXA法)

当院では、骨粗しょう症の診断において推奨されているDXA法を用いた検査を行っています。これは、微弱な2種類のX線を使って、腰の骨(腰椎)や足の付け根(大腿骨)の骨密度を直接測定する方法です。手の骨で測る簡易的な方法に比べ、より精度の高い数値を得ることができます。

薬物療法

診断結果に基づき、骨の吸収を抑える薬や、骨の形成を助ける薬を選択します。治療薬にはさまざまな種類があり、患者さんの状態に合わせて最適なものを提案します。

  • ビスホスホネート製剤・・骨を壊す細胞の働きを抑える代表的な薬です
  • SERM(サーム)・・女性ホルモンに似た働きで骨密度を維持します
  • ビタミンD3製剤・・カルシウムの吸収を助け、骨を強くします
  • 注射製剤・・骨を作る力を高める薬や、強力に骨吸収を抑える薬があります

食事療法と生活指導

骨を強くするための栄養摂取は治療の基本です。カルシウムだけでなく、その吸収を助けるビタミンD、骨の質を高めるビタミンKなどをバランスよく摂るための指導を行います。また、適度な日光浴は体内でビタミンDを作るのを助けるため、日常生活の中での工夫もお伝えしています。

運動療法とリハビリテーション

骨は適度な負荷がかかることで強くなります。当院では理学療法士が在籍しており、骨に刺激を与える運動や、転倒を予防するための筋力トレーニング、バランス訓練を指導しています。三鷹駅南口から近い当クリニックの通いやすい立地を活かし、継続的なリハビリをサポートします。

骨密度・骨粗しょう症についてのよくある質問

Q1. 骨密度の検査はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

A1. 一般的には、治療の効果を確認したり経過を観察したりするために、1年に1回程度の定期的な測定をお勧めしています。数値の変化が著しい場合や、新しいお薬を始めた場合には、半年に1回程度の間隔で検査を行うこともあります。

Q2. 若い頃からダイエットをしていますが、骨密度に影響はありますか?

A2. はい、大きく影響します。特に成長期や若年期に過度なダイエットで栄養が不足すると、最大骨量(人生で最も高い骨密度の値)が十分に高まらず、将来的に骨粗しょう症になるリスクが上がります。早めに現状を把握し、食事や運動を見直すことが大切です。

Q3. 骨密度が低いと言われましたが、痛みがないので放置しても大丈夫ですか?

A3. 放置することはお勧めできません。骨粗しょう症は「沈黙の疾患」とも呼ばれ、骨折するまで痛みが現れないことがほとんどです。骨折してからでは回復に時間がかかり、日常生活に制限が出るため、痛みのないうちに対策を始めることが重要です。

Q4. 男性でも骨密度が気になる場合は受診してもいいのでしょうか?

A4. もちろんです。骨粗しょう症は女性に多い病気ですが、男性も加齢や生活習慣病、喫煙、飲酒などの影響で骨密度が低下することがあります。男性の骨折も寝たきりの原因になりますので、心配な方はぜひ一度検査を受けてみてください。

院長より

当院では皆さんの「一生自分の足で歩く喜び」を支えたいと考えています。骨密度の低下は目に見えないため、つい後回しにしてしまいがちですが、骨折による生活へのダメージは想像以上に大きいものです。

当院の強みは、DXA法による高精度な検査から、お薬による加療、そして理学療法士による運動指導まで、一貫したサポートを行える点にあります。

「自分はまだ大丈夫」と思わずに、少しでも不安を感じたら一度足を運んでみてください。当院の充実した検査環境を活かし、骨の状態を正確に見極め、皆さんが安心して未来を迎えられるよう最善を尽くします。

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